さて、今回からは【スマートガレージKIT】の取り付けについて書いていきます。
前回の記事はこちら
取り付けのイメージを簡単に言うと『シャッターのセンタープーリーにモーターをつける!』
これが全て。他の作業はこの作業といっても過言ではありません・・・
といってもポンと付くわけでないので順を追って写真多めで説明していきます!
私のガレージは【ヨドコウ ラヴィージュⅢ VGC-3062H】になります。
「イナバガレージ ガレーディア」が多い中である意味貴重なヨドガレージ記事だと思いますので同志の方は特に参考にしていただければと思います!
シャッターについて、左右の表記はガレージの中から向かった状態(内側から見て)での表現になりますのでご了承ください。
モーター取り付け用 穴の位置決め
シャフトにモーター取り付け用の穴をあける為には、正確な位置決めが必要です。
テキトーだとモーターやシャッターに負担が掛かって寿命が縮んだり、作動不良につながるので時間をかけてでもキチンと位置決めをしましょう。
このガレージの場合はセンタープーリーの右側にバネがついていますので、プーリーの左側にモーターを取り付けることになります。
目安の印つけ
センタープーリーの左側の面から46.8±0.5mmの位置にビニールテープ(マスキングテープ)を貼ります。
私は47mmを測って貼りました。
じゃあこの位置に貫通穴をあければいいのでは?と思ってしまうところ。しかし、シャッターは動く際にシャフトは回転せず、プーリー部分が回転してシャッターを巻取ります。よって、前後左右に少し動いてしまうので、必ずしもこの位置にならないと言うわけですね。
なので一度組み立てて正確な位置を割出す必要があります。
次にブラケットを組み立てシャフトに仮固定
内歯ギアと支持プレートを取りつけたブラケットを通してから組み立て。ピニオンギアも仮付け。
これがなかなか曲者でして考えながら組むことが求められます。(ピニオン入らねーじゃん!とかなったりして時間を消費しました…そもそも脚立の上での作業なのでやりづらい・・・)
次にセンタープーリー既存の穴と支持プレートの長穴を利用してボルト・ナットで固定。
内歯ギアとブラケットの間隔を2mmになるように調整し、最初にテープを貼った位置が合っているか確認します。
穴開けようの穴を確認すると・・・
う~ん、ズレていますねw
2mmほどテープをズラして巻き直すと合うようになりました。
つまり、そのまま穴開けしていたら、失敗していましたね!仮組みはやはり重要な作業です(手間ですが…)
穴あけ加工
位置決めが決まったら一度全部外して(せっかく組んだのに…)
穴あけ用にブラケットを組み直します(ボルトを長いものに変え、ガイドのステーを追加します)
このステーが穴あけガイドとなって、簡単にまっすぐ穴あけ開けることができます。
テープの端が穴の中心に来るように位置を確認して【貫通穴】をあけます!
付属のドリル刃(6mm)と切削油を使用するので安心。
手前の穴があいたら奥の穴があくまで、切削油を何度かつけながら貫通させます。
切削油をつけずにずっと回していると熱で刃が焼けて、切削力が落ち時間もかかるし、最悪ドリル刃がダメになります!
無事モーター取り付け用の貫通穴があきました!
さらに左側(プーリー面から250~280mm)に配線通し用の穴をあけます!
こちらの穴位置はざっくりでOK。穴は貫通穴ではなく手前のみの穴です。
加工はここまで。あとは組み立てと配線通し、スイッチBOXを組み立てて100vコンセントにつなぐだけ!
簡単に書いていますが、ここまで1時間半以上かかってしまいました。
シャフトへモーター取り付け
お膳立てができたのでやっとモーターを取り付けます!
モーターにブラケットを取り付け。
抵抗が少なくスムーズに動くようにベルハンマーGOLDを各部に奢っておきました☆
出来たらシャフトに固定します。
小さめのメガネレンチ、ラチェットハンドルがあると作業し易いですよ♪
固定したら内歯ギア、ピニオンギア、をまた考えながら組み立て、センタープーリーとドッキングさせます。
内歯ギアとブラケットの隙間が約2mmになるように調節しながら固定します
モーター部分の取り付け完了です!!
次回へ続く・・・
やっと付いた!と喜びたいところですが、このあと、難関といわれる配線通しが待っています・・・。
実は写真撮ったりなんだりでここまで計2時間以上!深夜に作業していてヘトヘトなので実際ここで作業中断しました・・・。部品や工具を取りに何回も脚立で踏み台昇降運動をしていますからねw
果たして配線通しはスムーズにいくのか!?仕事柄、車で配線通ししているから余裕?その模様は次回お届けします!To be continued.