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【自分でできる】インテリジェントキーの電池と交換方法【スマートキー】

メーターに鍵のマークが点いていませんか?

多くの場合それはインテリジェントキー(スマートキー)の電池残量低下を知らせてくれるものです。

使えてるから平気だよ?と思っている方、完全に電池がなくなった時の方法を覚えていますか?

いきなり不便になりますので、知っておくことは必要ですが、まずは電池を切らさないことが大事なのです。

最近はクルマにカギをさすことは少なくなりました。

これはインテリジェントキーとかスマートキーと呼ばれる電子キーに置き換わっているからです。

持っているだけで車のドアロックが解除でき、キーシリンダーを捻ったり、スタートスイッチを押すだけでエンジンが掛かって走れる!便利な時代♪

だからこそドアロックを操作できるだけのリモコンキーに比べ電池の減りは早くなりました(リモコンキーと違い、常に電波を発しているので仕方ないことでもありますが)

ここではインテリジェントキーの電池と交換方法についてご紹介致します。

目次

インテリジェントキーに使用している電池

使用している電池は【コイン型リチウム電池】と呼ばれる平べったい3V電池を使っていることが大半です。

日産車ではCR2025CR2032のどちらかを使用している場合がほとんど。

この電池は2032なので直径20mm、厚み3.2mmになります!

ちなみに2025とか2032の【20】は直径を表し、【25】、【32】は高さ(厚み)を意味します。

CR2025は直径20mm、厚み2.5mmといった感じです。

電池交換サイクルは約2年

電池の持ちは大体1年半~2年半くらいで交換時期がきます。冒頭にあったメーターにお知らせランプが点いたや表示が出ます。

3V電池といわれていますが新品時の電圧は約3.2Vで、反応が悪くなったり、キー残量低下を表示するころには3.0Vを下回るか否かといったところです。

リチウム電池の電圧測定は200Ω程度の抵抗を並列接続して測るのが推奨されますが、測定しづらいのとそもそも200Ωの抵抗を持っていますか?という話になってしまいます。
私の長年の経験から交換時期の電池電圧測定を測定したところ無負荷の測定でも約3.05V以下になるとキー残量警告の症状が出ることがあるという事実。なので誰でも出来る一つの判断基準として参考にして頂ければと思います。

クルマによってはメーター内のキーランプが点滅したり、メーターに【キー電池残量低下】など表示するお知らせ機能がついています。表示が出なくても、なんか反応が悪いと思ったらまずは電池を疑ってみて下さい。

ストレスなく使うのであれば2年毎の交換がおすすめです。

特に冬場など気温が低いと一時的に電圧が下がって、反応が悪かったり、朝だけ残量表示が出たりします。このような症状が出たら迷わず交換することがストレスなく使う秘訣です♪

キー電池の交換方法(インテリジェントキーの場合)

①メカニカルキーを抜

裏返すとキーを抜けないようにロックしているものがあるので、ツメで解除しながら引き抜きます。

②工具を使ってリモコンを開く

小さめのマイナスドライバーなどで隙間を開きます(勢い余ってけがをしないように注意!)

隙間が広がったら、ツメで開いて2つに割ります

③電池を交換する

外した片側にコイン型リチウム電池がはまっているので取り外す(電池の向きを覚えておいてください)

ここにも使用電池の種類が記載されているので、確認チェック

新品の電池を向きに注意して取り付ける。

電池の向きに注意!(間違っているケース意外と多いんです!)電池変えたのに使えないんだけどみたいな

④元に戻して作動確認

あとは逆の手順で復元すればオッケー。

交換してはいおしまいではなく、必ず作動確認しておきましょう!

リモコンボタン、車のドアのボタン、きちんとエンジンがかかるかチェック!

全て作動して、メーターに残量表示警告、キーランプ点滅が出なければ完了です♪

キー電池交換におすすめな工具

キー電池交換時に使う私のおすすめ工具を紹介します。

PBのマイナスドライバー

PB SWISS TOOLS 8140.2-40

リモコン開き用のマイナスドライバーです。

開くためにはマイナスドライバーのようなもので『こじる』のですが、工具や使い方によってリモコンを傷つけてしまうことがあります。

マイナス部分の仕上げが鋭利であったり、勢い余って『こじる』はずが『えぐる』ことになってリモコンをいためてしまうのです。

PBマイナスドライバーは先端の仕上げに丸みがあり、かつ平たく加工されているので、とても使い易いのです!

私も当初は無頓着でしたが、多くのリモコン電池交換をするようになって、できるだけキズつけないように考えました。作業を気をつけるのは当然ですが使うものにも気をつけようと思い、『やさしいマイナスドライバー』に行きつきました。

精度や強度にも定評のあるPB製ですのでドライバーとしては高価な部類になりますが、気になる方はチェックして見てきださいね!

先端が大事なのでシャンク(軸の長さ)やグリップはお好みでいいですが、幅は4mm程度がおすすめです(PBだと2と書いてあるドライバー)

まとめ

インテリジェントキー(スマートキー)の電池と交換について紹介しました。

・電池はコイン型リチウム電池

・交換サイクルは約2年

・電池の交換方法

交換については意外に簡単なので自分でできそうと思った方は是非チャレンジしてみて下さいね!

自分で交換する場合、電池は100~300円で入手できます。安く済ませたい方はダイソーなどの100円均一で買っても良いと思います。(電池の寿命については短くなる恐れがあるので自己責任でお願いします)

自信がない・やっぱり面倒と思った方は、自動車ディーラーでも500円程度で交換できますのでお願いするのが安心・確実!

終わりに

インテリジェントキーは防水ではないので、水たまりに落としたり、うっかり洗濯してしまうと壊れてしまい、反応しない/反応が悪い、電池の消耗が早い、最悪勝手にドアロックが作動してしまうなんて事例もあります。

そういった場合にはリモコン部分の交換になり、部品代・キー登録費用がかかるので1万円以上かかってしまいますのでご注意ください。

この記事が皆様の快適なカーライフのお役立ちになれば幸いです。

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この記事を書いた人

国家一級自動車整備士、第二種電気工事士資格の持つ私が趣味のバイクライフ、ガレージライフをお伝えします♪
もちろん整備士目線での車のお役立ち情報、工具好きならではのお役立ちアイテムも発信していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します☆
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