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【変わり種プライヤー】KEIBA メタペン MP−665(ラジエーター修正用プライヤー )【フィン修正】

ラジエーターのフィン、潰れてませんか?

飛び石で潰れるのはしょうがないとしても、整備中に少し触れただけでフィンが曲がってしまうのがラジエーターを筆頭としたフィンの宿命です・・・

ラジエーターのみならず、コンデンサー、インタークーラー、オイルクーラー、ヒーターコア、エバポレーターなど車は多くのコアものを使っています

整備をしたことがある人なら、一度は、小さいマイナスドライバーやピックツールなどで、修正を試みたことがあるのではないでしょうか?

全然キレイに起こせないし、一向に進まなくて諦める・・・ここまでがデフォですよね

でも、世の中探せばいろんな専用品があるものです

ここではKEIBA製のラジエーター修正プライヤーを紹介!

正直使う頻度は低いですが、リカバリー時にはきっと役に立ってくれますよ!

この記事は国産自動車ディーラーにて15年以上の整備士経験と私の見解で紹介いたします

目次

フィン修正とは

まずはフィンについて超簡単に説明です

ラジエーターを代表とするコアものは放熱の為に表面積を稼ぐ且つ風を通す構造として、交互に折り畳まられたような薄いアルミのフィンが無数についています、そのフィンの両端にある柱部分には冷却水やオイルなどの冷やしたいものが通っています

ラジエーターのコア部
チューブとフィンが交互に配置されている

このフィンというものがとてもやわらかくてデリケート・・・物にぶつかるのはもちろん、高圧エア、高圧洗浄機、なんなら手で撫でるだけでも傾いてしまうほど

新品でもフィンが少し倒れてる部分があるくらいですからね

フィンが少し倒れるというか傾く程度なら性能・使用上には問題ないのですが、見える部分だと見栄えが悪くなったりしてしまいます

そこでフィン修正をするという訳ですね

よくやる修正方法

冒頭でも触れましたが、多くの場合、小さいマイナスドライバーで行っているのではないでしょうか?

隙間にマイナスドライバーを入れて優しく起こす

潰れがひどい部分は先の尖ったピックツールなどで、きっかけを作って起こす

まぁ大変なんですよこれが・・・

苦労の割にキレイにならないからモチベーションも下がります

まぁ、傷がついたり、潰れたりしないように養生と取り扱いを慎重にするのが一番ですけどね・・・

(それでも狭い部分を通したり、固定しなければならないので、傷一つ付けないというのはなかなかに大変なのです)

KEIBA メタペン MP−665(ラジエター修正プライヤー)

ならば専用品を使ってみようではありませんか!

今回紹介するのは評判が良い

KEIBA メタペン MP−665 なのです

特徴はなんといっても先端形状!

先が薄く平べったい専用形状になっておりこれがラジエーターなどのフィン部分に『スッ』と入ってくれます!

先端の大きさもちょうど良い大きさになっているので車用のラジエーターなら一箇所あたり1〜2回修正すれば大体OK。

プライヤーそのものも小さめなので扱い易い

注意点としてはやはり人が自力で修正することにはかわりはありませんので、あまりの広範囲の修正は骨が折れます

集中力と根気が必要

私の場合、フィンを見続けていると、目がおかしくなりますw

横シマのボーダーの服を見ているとなる『あの感じ』ですwちょっと酔うというか・・・わかりますかね?

広く修正するときは気合い入れて行ってくださいね

真ん中下あたりが修正後です

↑どうでしょう?

少し離れればもうどこだか分からないレベルです♪

見た目だけでなく風通しも回復し放熱効果も回復しているハズ!(体感できるかは置いておいて・・・)

まとめ

今回はラジエーターのフィン修正工具として

KEIBA メタペン MP−665 の紹介でした

頻繁に使う物ではないですがいざという時に役立ってくれる工具です

工具箱に一本忍ばせておいてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

国家一級自動車整備士、第二種電気工事士資格の持つ私が趣味のバイクライフ、ガレージライフをお伝えします♪
もちろん整備士目線での車のお役立ち情報、工具好きならではのお役立ちアイテムも発信していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します☆
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