記事内に広告を含みます

後付けできる!「スマートガレージKIT」シャッター電動化 その4

前回、スマートガレージKIT装着においてセンタープーリーにモーター取り付けまでできました。
今回はいよいよ難関の配線通し、SW結線、電源接続の取り付け完結編になります!

【後付けできる!「スマートガレージKIT」シャッター電動化シリーズ】過去記事は以下からチェックできます!

その1 導入検討編
その2 注文・商品到着編
その3 取り付け前編

スマートガレージKITを装着する私のガレージは【ヨドコウ ラヴィージュⅢ VGC-3062H】になります。

イナバガレージの情報が多い中、貴重なヨドガレージ情報だと思います!参考にどうぞ!!

目次

シャフト内にモーター配線を通す

モーターの配線をモーター取り付け用とは別に開けた穴に入れ、シャフトの中を通して左右どちらかの先端から取り出し、操作基盤に接続します。

配線通しのイメージ

文章で書けば2行なんですが、やってるとこれが大変・・・。

そもそも開けた穴は6mmと小さいのとシャフトの中って空洞なんですが、ピンなどの障害物がありすんなり通らないのです。根気よくやっていきましょう!

まず付属の針金にモーター配線をビニールテープを使用して固定します。

巻きすぎ注意!

ビニールテープを巻きすぎると穴に入らなくなるので注意が必要です(実際巻きすぎて修正しました)

配線を止めた反対側の先端をラジオペンチなどを使用してⅬ字に曲げておきます(最後の取り出しやすさアップ)

準備ができたら、針金の先端を穴に入れていきます。できるだけ針がねのクセを取っておくとスムーズに行うコツ。

穴に入るところが針金から配線に変わったら、穴のバリで配線がキズつかないように手でガイドしながら通していきます。

被覆が剥けてしまったり、配線が切れてしまうとショートや作動不良の原因になり危険ですので注意!

シャフト内の障害物を躱すように配線を出し入れさせながらシャフト先端を目指します。シャフト端のボルトを外すと最後の障害物をなくすことができますので少し楽になりますよ!

ピンぼけですいません

このボルトは絶対に左右を同時に外してはいけません!もし外してしまうとスプリングが作動し重大な事故につながる!!(とのことです・・・絶対にヤメましょうね)

頑張ること20分くらい・・・

お?

おー!!出てきました!!

針金をⅬ字に曲げた部分が出てきたら、ラジオペンチ等で引き出します。

引き込み穴のバリで配線がキズつかないように最後まで注意しながら引き出します。

配線を添わせて壁まで出したら、シャッター上下時に巻き込んだりして配線を傷つけないように、付属のアルミテープでしっかり保護しましょう!

アルミテープで保護します。

操作基盤に接続

配線を壁にまで持ってくることができたら次は操作基盤に接続。

ここからスイッチボックスを使うか否かで、作業が少し変わってきます。スイッチボックスを使う方は配線の通し忘れにご注意。

配線の端が二股になっていますので操作基盤の【MOTOR】と書かれている部分、A,Bへそれぞれ接続します。

写真左側の『MOTER』の下にA、Bと書かれている部分です。

線のつなぎ方はモーターをセンタープーリーの左右どちらかに付けたかによって変わります。

今回ようにモーターが左側の場合、白線をB、アース線をAに接続します。

プラスのドライバーでねじ止めしますが、ここは【PH1】いわゆる1番のプラスドライバーなのでなめたりしないように注意してください。

手持ちのPBのPH1ドライバーがピッタリでした☆

操作基盤の組み立てと電源接続

操作基盤の空いているコネクター部に100Vコンセントから電源が取れるアダプターの線を接続します。こちらはカプラーを接続するだけなので簡単です♪

先ほども書きましたが、ここからスイッチボックスを使うか否か、少し変わってきますので注意!私の場合はスイッチを壁に埋め込みたいので、スイッチボックスは使いません。

取り付ける壁(OSB合板)に穴をあけ、【コ】の字型のプレートを使いOSB合板に固定します。固定できましたら、スイッチを組み立ててほぼ完成!

右側が今回取り付けた、電動シャッター上昇・下降スイッチ
左側は既存の照明・換気扇スイッチです。

壁に埋め込むことで、スマートな仕上がりになります!

【番外編】電源アダプター隠し

既存のコンセントがあるので使ってもいいのですが、電動シャッター用に塞がれてしまいます。しかもコードが上から下まで露出しているのはちょっとダサい・・・。ということで、電源コードを埋め込みます!

ただし、緊急時などでコンセントを抜きたいときに、完全に隠してしまうと抜けなくなって困るので専用コンセントを追加します。

作業前

VVFケーブルの結線部分よりケーブルを持ってきまます。上の方で目立たないので、今回は安いコンセントを使います。接続!固定!木製の壁は加工が楽で良き♪

電源アダプターは割と大きいので壁の中に追いやり・・・フタをし

アダプターのプラグを作成したコンセントに接続!

追加したコンセントに電源コンセントを刺すことにしました。
メンテナンス時や緊急時はコンセントを抜けば電気を遮断できます!

これで作業は終了!

電動シャッターの初期設定

そのまま設置したSWだけでも動かないことはないのですが、初期設定を行わないとシャッター自体の負荷によって正常作動ができなかったり、動作しないことが起きてしまいますので必ず行って下さい。

初期設定はSmart Garageアプリを使用します。アプリは取り扱い説明書のQRコードからダウンロードページにアクセスできるのでインストールしましょう。詳しい初期設定や設定手順は公式の動画がありますので、ここでは割愛させていただきます。

ただ経験からいって初期設定せずに使うと・・・

『上』ボタンを押して地面から30センチくらい上がったところで自動で停止。もう一度『上』を押してもそれ以上上がることはありませんでした・・・。『下』 ボタンで地面まで下げることはできましたが、『上』を押すと同じ症状が出てしまう状態。

これは上昇中のモーター電流が電流制限値引っ掛かり作動停止が発生。取り付けるシャッターの動きが悪い(重い)場合にこの症状が出やすいとのことです。

初期設定作業はタブレットなどで設定動画を見ながらスマホで設定を行うのがおすすめです。ひとつのスマホだけでやろうとすると、画面を切り替えたりするがわずわらしいので面倒でした。

初期設定は意外と時間がかかるので余裕をもって挑みましょう!初期設定が終わったら最後に作動確認をして終わりとなります。

アップルウォッチをお持ちの方はSmart Garage2アプリを使えばなんと!腕時計からも操作できるようになります!!

是非やってみてくださいね!

以上がスマートガレージキット取り付けのまとめになります!お疲れ様でした。

↑インスタにアップした『スマートガレージKIT作動動画BGMなしver』

皆様の快適なガレージライフのお役に立てれば幸いです♪

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

国家一級自動車整備士、第二種電気工事士資格の持つ私が趣味のバイクライフ、ガレージライフをお伝えします♪
もちろん整備士目線での車のお役立ち情報、工具好きならではのお役立ちアイテムも発信していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します☆
インスタグラムもよろしくお願い致します       ⇓クリック!

目次